2008年1月29日火曜日

BPO議事録より 2007年12月分

http://www.bpo.gr.jp/youth/giji/giji_0712.html(今年度第8回青少年委員会)

③アニメ番組について

 京都父親殺人事件に関連して、2つのアニメ番組が放送中止・休止になり、それ以後も深夜に放送されていたアニメが打ち切りになったことなどに対し、「深夜アニメが問題というならば、視聴年齢制限制度をつくるべきだ」「影響があるからと打ち切りにするより、青少年が安全に視聴できるよう映画のPG指定相当の区分を導入してほしい」といった視聴者意見が寄せられ、委員から次のような発言があった。

▽深夜帯に放送しているアニメは、大人向けの内容でもタイトルだけでは分からないものもあるので、番組のタイトルに“何歳以上”といった注意書きがあったほうがいいのではないか。
▽視聴年齢制限制度を導入すれば、見せたくない保護者は自主的に制限がかけられるのでこれも選択肢の一つと考えられるのではないか。
▽年齢制限制度をつけてしまうと、かえって子ども達に見たい気を起こさせてしまうのではないか。

 以上の審議の結果、深夜帯のアニメについては、今後も注視していくことになった。

 注視するそうです。結局中身は見たんでしょうか。中身に関する言及が議事録から全く感じられないんですが。

④パチンコCMについて

 アニメゲームを基にしたパチンコ台のCMについて、「性的なことを連想させる表現が出ているので、子どもが見る時間帯での放送は自粛してほしい」といった意見が視聴者から寄せられ、委員から次の意見が述べられた。

▽子どもが見る時間帯のCMについては、過度の性的表現などは注意して放送してほしい。
視聴者が指摘しているパチンコCMは、だんだん表現がエスカレートしているようだ。局の考査はどう判断しているのか疑問がある。
▽番組はチャンネルを替えるなどで選択できるが、CMはいつどんな内容のCMが流れてくるか分からないので、視聴者には選べないということを放送局は考えてほしい。

 以上の審議の結果、パチンコCMの放送状況を調査したうえで、さらに議論していくことになった。

 こっちはさすがに見てる人がいるんだなという雰囲気だけは感じ取れるけど、BPOへの意見にはパチンコCMの存在そのものを問う意見が以前からたくさん来てるみたいなんですけどね。その点は議論の範囲なんでしょうかね。


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