2008年7月25日金曜日

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年6月分

今月はHPをリニューアルしたせいで、ご意見の公開がTOPの更新情報に載らなくなりました(「更新情報」で初めて見える。)
 フォーマットも以前と変わらない月ごとの意見の羅列のため、検索枠があっても意見を個別に検索抽出することができないので事実上の「お飾り」です。というかこういう機能は対象になる番組名とか放送局とかの検索したい具体的な単語が含まれてこそのものだと思うんですが違うんでしょうかね。
 http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2008/200806.html

● アニメ編
在京キー局で放送している火曜日深夜のアニメは、「人間の死体から脳を取り出し記憶を読み出す」という内容だった。寝る前にチャンネルを回していたところ 偶然に目にしたのだが、その内容に唖然とした。脳を取り出す為に首をノコギリで切り離すという醜悪な所業を正義のように演出しているシーンがあり強い嫌気 を感じた。先日、女性の切断殺人という残忍な事件が起きたばかりだ。真夜中という時間帯を考慮したとしても、不謹慎な番組内容に憤りを覚える。
 「RD 潜脳調査室」らしいです。タイトルからして脳を弄りそうです。しかし個人的には寝る前になんでテレビのチャンネルを回す必要があるのかのほうが謎ですね。【追記】「秘密」だそうです。
特撮ドラマ。この番組は子供に悪影響を与える。例えば、悪者が何もしていない一般人をいきなり襲ったり、悪者が人間に変身し身体の具合の悪い素振りをし、 一般人が「大丈夫か?」と声をかけるとその人を殺すなどする。秋葉原通り魔殺人事件や土浦無差別殺人のような昨今の事件の原因ともなっているのではないか と思う。このような内容はすぐに改めるべきだ。
 悪役ってそういうものじゃないの?
特撮ドラマ。6月から登場した新しいキャラクターの使用武器の名称が変更された。「秋葉原通り魔殺人事件」を受け、殺傷武器を連想したり不愉快に思う人もいる等の理由からだそうだが、テレビ局の迅速な対応を評価する。
 お褒めの言葉。※【秋葉原通り魔事件】ダガーナイフ連想…ゴーオンジャー武器の名称変更
アニメ番組。子ども達が見ている時間帯に残虐シーンが連続するアニメが放送されていた。偶然見た番組だが、長い刃物で女の子を切りつけて、最後にはその子 の首が切られて鮮血が飛び散る猟奇的な描写があった。公共の電波で放送する内容ではない。罪の意識を持たない青少年の犯罪の増加を報道する放送局が「民放 連放送基準第3章:児童及び青少年への配慮」に抵触していると思われる番組を放送することに倫理的な問題を感じないのか。
 今月のアニメ通報はグロ2件ですね。またずいぶんと稀有な「偶然」をお持ちのようで。

● ドラマ・バラエティ編
「秋葉原通り魔殺人事件」が起きたのは、テレビの影響が大きいと思う。特に、昼間再放送されている民放のサスペンスドラマでは、毎回これでもかと言わんば かりに殺人事件が出るが、これらを学校から帰った子ども達が毎日見ているとどうなるか?「殺人」に対する感覚が麻痺したまま大人になり、そこから凶悪な犯 罪者が出ることに繋がるのではと心配になる。昼間の時間帯は子どもが見ても差し支えない番組以外は全て厳しく排除すべきだ。
 毎月ペースでサスペンスドラマに来るこういう論理パターンのご意見。
女子アナにクイズを出題して回答してもらう東京民放局の番組だが、いつも全員が正しく回答できない。中でもひどかったのが「世界的に有名な喜劇王は誰 か?」という問題で「チャールズ皇太子」と回答した女子アナがいたことだ。下手をすればイギリス大使館から抗議されてもおかしくない。
 確かにバカなのかもしれないが抗議は来ない。
視聴者からの意見としてこんな意見が掲載されていた。「3の倍数と3のつく数字だけアホになる」という芸が、「障害者(おそらく知的障害者)や顔面神経麻 痺の人を傷つけている」というのだ。これについて意見させていただく。"ああいう顔をする=障害者をバカにしている"という考え方の方が失礼な気がする。 私はあの顔を見て障害者の人と一緒とは思わなかった。差別しているからこそ、そんな考えが頭をよぎるのではないかと思った。むりやり障害者につなげようと している気がする。「3の時だけ障害者になります」と言っているならともかく「アホになる」と言っているではないか。批判した方々は"障害者=アホ"と 言っているのと同じだ。世間はそんなこと気にもせず普通に見ているだけだ。
あるお笑い芸人の「3のつく倍数の時にアホ顔になる」という芸は、知的障害者を侮辱する内容だ。障害者をネタに笑いをとるなど、低俗以外のなにものでもな い。私は教育関係の仕事をしていて、生徒の中には知的障害者もいるので他人事とは思えない。このような人物はテレビに出るべきではないし、出演を許可する放送局にも問題を感じる。
 小学校の算数の授業で先生が3の倍数を口にするたびに生徒がアホになるので困るのだそうです。
 ※【参考】世界のナベアツの悲しみと楽しみ

● 報道・情報番組編
日曜日午前中のワイド番組で男性司会者が、太田房江前大阪府知事の立て看板をいきなり倒し、名札を投げつけるという乱暴な行為をした。同じことを石原東京 都知事にできるのであれば容認もするが、もし、大阪人であること、女性であることで行ったのであれば、明らかに名誉毀損・人権侵害である。この男の謝罪を求める。
 その論理おかしい。番組見てたなら真意がどちらにあるのかも前後からわかると思うが。
タバコの自販機で、タスポがなくても顔の認識だけで購入出来ることを紹介した。大人の顔写真のポスターで認識させてタバコを購入できることを、わざわざ未成年者に教えていた。この方法でタバコを買う未成年者がいたら局はどう責任を取るのか?あのリポーターの笑顔を見ると、検証ではなく悪ふざけにしか見えなかった。日本の社会構造を根本的に悪い方向へ導いているのはテレビであることを裏付けた番組だ。即刻、謝罪の放送を求める。
 謝罪を求めてる人は同じ人のような気がしてきた。
番組で紹介した「ティッシュ箱飛ばしによる健康チェック」を妻が試したところ、転倒して手首を骨折し、全治2ヶ月と診断された。同様の事故が数件起きたことを新聞で知り、番組自体に問題があったのではないかとの思いを強くしている。念のため5/27に放送局に妻の怪我の報告をしたところ、5/30にプロデューサーから電話があり、その時点で怪我人は21人だと知らされ驚いた。又、若いスタッフによる事前の実験では特に問題がなかったというが、年配者による実験も必要だったのではないか?その点も含め、制作・放送する上で何が問題だったのかを徹底的に調べ、今後このような事態を引き起こすことのないよう強く求める。
 ※ TBS系番組で紹介「ティッシュ箱飛ばし」で負傷者9人

● 猥褻編
日曜日のラジオ番組で結婚式での"スピーチ大賞"という投稿コーナーがあるが、その中に極めて猥褻なものがあった。白昼堂々と緩衝表現抜きで露骨に、そし て大袈裟に「性行為の体位」「成人玩具の使用法」並びに「女性器の下品な別名及びその刺激法」等を取り上げていた。結婚式にスピーチして受けを狙ったこと や、更にその話し手の店の宣伝を番組を通じて行っていた。大変悪質で絶対に許せない内容だった。因みにその時、子供も聴いていた。
 全部聞いている暇があったらラジオを投げ捨てるか、耳でもふさいであげてください。
番組の宣伝で「童貞男が…」「右手を…」等、男性性器を連想させる言葉を土曜日の昼食時に放送していた。公共の電波を使った性的ハラスメントは週末の家族団らんを破壊するのにとても効果的だ。時間的にも放送倫理を逸脱する行為である。
 こうかはばつぐんだ。
木曜深夜のこの番組は、夫婦交換された男女が一つの布団に入り消灯するところまで放送される。以前、私の知り合いが「倫理上よくないのでは!?」と苦情を 申し立てたところ、番組担当者は「それ以上の事は全くない」と言ったという。しかし、まだ精神の成長を遂げてない出演者の幼い子ども達が自分の父や母が知らない人と一つ布団に入るのを見たらどう思うか?やがて反抗期を迎え、その記憶が曖昧なまま蘇り間違った方向へ向き、何かのきっかけで事件を起こすことにならないかと心配だ。
 自分の心配をしたほうがいいと思います。

● 日本語編
テレビについて言いたい。出演者の言葉が汚い。「すげえ」「うめえ」など言葉にならない言葉を平気で使っていて、品格も何もあったものじゃない。番組出演者にはきれいな言葉遣いを心がけてほしいし、放送関係者にはそのように指導してもらいたい。また、芸人が自分の"芸"で勝負するような番組がない。もっとも、本物の"芸"を持つ芸人が少なくなったのかも知れないが。
 ひとつのようで2つ言ってる意見。
最近のテレビ番組で非常に耳障りな言葉がある。「する・行う」の代わりに「やる」という言葉が頻繁に使われており、特に「~をやられる」などと敬語表現と して用いるのは実に不自然であり聞き苦しい。本来「やる」は「する」に比べて非常にくだけた表現であり、テレビも含めて公の場で使うべき言葉ではない。ましてや、そのようにぞんざいな言葉を受動態にしたからといって敬語として通用する訳はない。通常は「する」を使い、敬語は「~なさる」「~される」という 正しい日本語を使うよう徹底してほしい。
 ※【goo辞書】や・る 0 【▽遣る】

● CM編
民放のCM放送時間には基準が定められていることは承知しているが、放送時間が基準よりも長いと感じている。また、最近のBS放送では地上波以上に「テレ ビショッピング」が放送されている。局にも苦情を伝えたが「テレビショッピングは番組である」「タダで見させているのに文句をいうな」という態度だった。 しかし、画面に申し込みの電話番号を表示している以上はCMとして扱うべきである。また、民放連放送基準に定める「広告の時間基準」は何処で監視している のだろうか。
 ※ BS参入、買い物番組の総量規制へ 大量放送に苦情
00年に始まったBSデジタル放送は計12チャンネルある。11年からはNHKなどのBSアナログ放送の停止と周波数追加によって、複数局が新規参入でき る。総務省は8月に参入の希望調査を始め、今秋、具体的な広告放送の比率を定める。この比率に基づいて09年春に申請を受け付け、同年夏には新規参入者を認定する見通しだ。
放送法では、番組内容について教養や教育、報道、娯楽の各番組の調和を保つように定めている。日本民間放送連盟(民放連)も、テレビCMを中心に「1週間 のコマーシャル総量は総放送時間の18%以内とする」ことを定めている。ただ、調和原則について罰則規定はなく、どのような番組構成にするかは放送局の自主性に委ねられてきた。
 なんというか、監督する部署もなく、罰則もない。BSは2011年の新規参入希望局から広告比率を参入条件に加えるってこと。既存の局についてはまだ民放連の自主規制しか手段がないし、条件も本当に満足できるほど減ったモノになるのかどうか謎。

 秋葉原の件による投稿で全体で200通ほど増えてはいるものの、掲載数は減っている印象でやっぱり別の組織を作る必要があるんじゃないの?という気がしてるんですが。

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