2009年3月27日金曜日

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2009年2月分

2009年2月に視聴者から寄せられた意見 http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2008/200902.html
● アニメ編
 小学4年生の息子が見ていたこの番組を、途中から私も初めて見ました。しかし子ども向けのアニメでありながら、大人のアニメ顔負けの過激な描写が多いのに驚きました。昨日私が見た部分だけでも「キャラクターの一人である子どもが"大人のオモチャ"ショップで手に入れた"バイブレーター"をリレーのバトンに見立て手に持って走り回るうち、石につまづいて転倒。その弾みで、近くにいた男性のお尻に"バイブレーター"が刺さって振動を起こす」だとか「SMプレイ用と思しき"鎖付きの革の首輪"をつけた大人の男性を、別の男性が鎖の部分を手に持って引っ張り歩かせる」というような場面がありました。子ども達に悪影響を与えること必至の内容なので、教育上も問題があると思います。深夜ならばともかく、夕方の時間帯には放送すべきではないと思います。
 こんなことができるのは銀魂くらいしかないだろうと思った。
● ドラマ編
 開局記念ドラマを見たが、全編が暴力・裏切り・殺人に覆い尽くされており、余りの恐ろしさと気持ち悪さに見終わった夜は一睡もできず、「生きて行くのが怖い」とさえ思った。気持ち悪さを我慢して前・後編とも見たのは、「恐ろしい事件が続いた後で、やがて謎が解け、全てがうまく行きハッピーエンドにつながるのだろう」と期待していたからだ。しかし実際にはハッピーエンドとは程遠く、謎は謎のまま残るなど、見た者を不安にさせる後味の悪い終わり方だった。テレビ局に電話で意見を言ったが「伝えます」と言うだけだった。また、「愉しんで見た視聴者もいるのです」とも言われて呆れた。あのようなドラマを愉しんで見る人がいるとしたらその方が問題だ。
 ※テレビ朝日|警官の血 ※【Wikipedia】警官の血  お気の毒に。しかし原作はしっかりとした実績があるからなぁ。 
 米国テレビドラマの再放送を何気なく見ていたら、手足がバラバラになっていたり、頭を割られたグロテスクな死体が出てきたので子どもがびっくりして泣き出した。私もショックで寒気がして、心臓の動悸がなかなか治まらなかった。子どもも見ている夕方の時間帯にこんなシーンが出てくる映画を放送するなんてどうかしている。局の良識を疑う。
 HEROES/ヒーローズと聞いております。でもこれ思いっきり深夜だな。  ※ 再放送が15時台か……
● バラエティ編
 開局記念ドラマを見たが、全編が暴力・裏切り・殺人に覆い尽くされており、余りの恐ろしさと気持ち悪さに見終わった夜は一睡もできず、「生きて行くのが怖い」とさえ思った。気持ち悪さを我慢して前・後編とも見たのは、「恐ろしい事件が続いた後で、やがて謎が解け、全てがうまく行きハッピーエンドにつながるのだろう」と期待していたからだ。しかし実際にはハッピーエンドとは程遠く、謎は謎のまま残るなど、見た者を不安にさせる後味の悪い終わり方だった。テレビ局に電話で意見を言ったが「伝えます」と言うだけだった。また、「愉しんで見た視聴者もいるのです」とも言われて呆れた。あのようなドラマを愉しんで見る人がいるとしたらその方が問題だ。
 日本史を扱う番組で水戸黄門を取り上げていた。前半は史実に則っていたが、後半は「松尾芭蕉の弟子の河合曽良が水戸黄門だった」とする説を紹介していた。河合曽良のどんな文献を当たってもそんな記述は一切なく、明らかに捏造である。
 ※日本史サスペンス劇場 ※水戸黄門番外編(曾良説)  仮説だけならいくらでも立てられる。それが番組スタッフであろうと。傍説とか真説とか言われちゃうとアレだけど。
 「視聴者から寄せられたアイディアを基に今まで誰もしなかったことを実験する」というコーナーがある。テレビ欄によると、この日の企画は「ニューハーフのオッパイを絞ると母乳が出るか?出た母乳を濃縮し、バター状に加工したものをトーストに塗って食べることは可能か?」という愚劣きわまる内容だった。以前にも「採取した小鼻の脂でステーキを焼くことは可能か?」という呆れた実験があった。それにしても世の中には何と低次元なことを思いつく者がいることか。又、そんなくだらないことを番組で実験してみようという放送局があるとは余りに情けない。
 見ろよ。知りたいじゃないか。
 バラエティー番組。番組のオープニングで、大型の業務用冷凍庫にタレント2人を閉じ込めていた。この番組を子ども達が見て真似をしたらと考えると非常に恐ろしい。例えバラエティーであっても、死に直結するようなことは放送するべきではない。
 またなにもできなくなりそうなことを……
 バラエティー番組。バレンタインデーということで、人を"チョコフォンデュ"にする場面があった。頭から溶かしたチョコを流される様は見るに堪えない光景だったが、出演者は皆、手を叩いて喜んでいたので大変不快な思いをした。さらに、テロップの字幕では【ハッピーな気分でお楽しみください】と表示されるなど、行き過ぎも甚だしい。最近のテレビの番組の中にはとても勉強になるものもあるが、中身のないものを楽しむだけのものも増えている。これも時の流れと寛容に見ていることが多いが、この番組だけは、いかんともしがたい。青少年に対する悪影響は甚大なものではないか。番組制作には良識を持って取り組んでいただきたいものだ。
 こんなご時世でもやっちゃうんだなぁ番組って。
● 報道編
 夜の報道番組で「遅発性統合失調症」が取り上げられた際、統合失調症を発病した母親と、その母親を入院させようとする娘、それを手伝う業者の方が出ていました。しかし、この特集を見て「報道の危うさ」を感じました。病気の恐ろしさを煽る一方で、通常考えられる一般の相談機関を一切紹介せず、間接的に一業者の宣伝となっているのではないかと思われる点です。VTRに出ていた精神保健事務所は、相談するためには相談料金が3時間で10万5千円、移送業務は基本報酬が315万円です(業者のホームページに掲載)。通常、精神疾患が疑われる場合は行政の保健所が相談窓口となります。保健所の相談は無料なので、それと比べても安易に紹介してよいものかどうか疑問です。藁をも掴むような気持ちの人に医療機関・行政機関の紹介もせず、一業者だけを紹介するのは公平性に欠けるものと思われます。同じような病気の患者を抱えている家族が番組を見て、通常の相談窓口や解決方法を知らずに多額のお金を払って苦しむことになるのではと心配です。
 すごい額だなぁ。この額になる根拠あるのかなこれ?
 ドバイ政府観光商務局の者だが、この番組で「マネー経済終焉」というテーマで成長著しかったドバイが厳しい局面を迎えていることが放送され、キャスターが「崩壊の危機ですね」とコメントした。取材を担当した記者が紹介した映像とコメントは「崩壊」を強調した内容ではなかったが、このキャスターのコメントの影響でドバイへの旅行のキャンセルが相次ぎ、関連の旅行代理店が損害を受けている。また、2月1日に同系列の新聞が「ドバイ熱 冷めた」という記事を掲載したので、この影響も心配している。これは報道被害に当たるのではないか。
 すごいところから連絡が来たな。こういうのは通報元のウラは取らんのかな? 国際問題じゃん。
 疑似通貨や健康寝具販売会社の元会長逮捕への取材方法について疑問を感じた。逮捕前の元会長の自宅と思われるプライベートな状況で取材をしている映像が流れている。他局でもこのような映像を見た記憶があるが、詐欺事件の当事者として逮捕の可能性が高い人物とこのような親密な接触をすることは、スクープ性の高い情報を得るためかも知れないが、逆に取材側と取材対象者との関係に不健全なものを感じる。映像取材のために、両者の間に金銭の授受や捜査情報の提供など、何らかの利益供与があったことを疑われても仕方がない。このような行為は慎むべきではないか。この局とは別に、千葉・東金女児死体遺棄事件でも、後に逮捕されることになる人物と取材者が一緒にカラオケに行くなどして情報を得ていた事例があったと記憶している。しかもどちらの場合も女性が担当者として取材に当たっているのもうさん臭い感じがする。このような手法が一般化していくと、報道されている内容そのものへの信頼感が薄れていくと考えるのは私だけだろうか。
 いやまぁたぶんその通りだと思う。
 不妊治療で受精卵を取り違えた事件の記者会見を放送していたが、記者会見での記者の質問姿勢が極めて横柄だったので、見ていて不愉快だった。記者というのは皆そうなのか。
 横柄な記者というと佐賀県vs毎日新聞というのが最近だと思いますが、個人的に一番腹が立ったのは函館空港のハイジャックのときですね。
 「スクープ激撮」と称して、電車内で女性を囲んで痴漢をする集団を取材していた。駅のホームで集合し、目をつけた女性を電車内で取り囲む痴漢集団の様子を撮影したあと、女性と一緒に電車を降り、いきなり女性に「今、触られましたか?」と聞く無神経さに驚いた。しかも一度ではない。なぜ2度目の時、電車に乗り込む前に警察に連絡しなかったのか。電車を降りた後、男性を追いかけながら警察に電話をかけていたが、その男性は本気で逃げているようには見えなかった。ひょっとして「やらせ」ではないかと疑いたくなる内容だった。
 見た見た。なんか妙ではあった。複数犯で逃げられた痴漢を捕まえられるのはどう見てもおかしいし。
● 科学?編
 「世界の怪奇現象」として自称「超能力者」が出演し、行方不明になっている女児を探すという愚かな企画を放送していた。女児のご両親も藁にもすがる思いで、また事件を風化させたくない一心で出演したのだろう。そもそもそんな超能力などあり得ないし虚言でそれをもとにテレビ局がスポンサーからお金を集めて商売をしているのは、先に別件の女児行方不明事件で少女のご両親から大金を巻き上げて逮捕された詐欺師と「子供を心配する親心に付け込んだ」という点で全く同じであり卑劣である。「オカルト」という、ありもしないことを事実のように放送するべきではない。テレビ業界は「オウム真理教事件」からなんの反省もしていない。テレビ業界は自浄作用なんて期待できない業界だと強く感じた。
 開局記念番組で銀杏を1,000個拾ってきて、すりつぶして団子にして"おでん"にして食べるという内容があった。しかし、銀杏には毒性があり、国内では過去に約80人の患者が学会で報告され、うち約30人が死亡している。殆どは3歳以下の乳幼児だ。食べた銀杏は数粒から数十粒と個人差が大きいようだ。視聴者が真似をして、たとえ10個でも、それを使った団子を子供が食べたら死に至る可能性があると思ってすぐにテレビ局に自分が医師である旨を添えて電話で伝えた。電話の男性は早急に対処すると返答したが、「第二部」でも全くコメントもされず字幕による告知も無かった。 しかも、番組の公式サイトでは"おでん"のレシピまで紹介されており、一日経った今日になっても何の注意書きもされていない。命に関わることなら迅速に訂正やお詫びをする社会的責任があると思う。
 ※テレビ朝日開局50周年記念 特別番組芸能人節約バトル 1ヶ月1万円生活SP 問題のレシピは……。  ※ぎんなんの食べ過ぎは毒?
 野菜や果物の残留農薬に対し驚異的な洗浄力を持つという薬品を紹介していた。その洗浄力を証明する際に"真水で洗い流したミニトマト"と"、薬品の水溶液に1時間浸したミニトマト"を比較し、「前者の農薬残留量が洗浄前の83%であるのに、後者の残留量は洗浄前の30%である」と大威張りで言っていたが、全く違う洗浄方法では残留量を比較しても意味がない。「双方とも洗い流す」か、或いは「双方とも1時間浸す」でなければ科学的に信頼できる実験とは言えないと思う。
 むしろ薬品の浸透が気になります。
● 猥褻編
 アイドルに芸人が集団で襲いかかったり、女性に飛び掛って無理やり押し倒し、キスしようとしたり、逃げようとする腕を鷲づかみにしてひっぱったりするという暴行まがいの行為があった。悪ふざけにしてもひどすぎる。性犯罪を想起させるほど悪質で度を越えたものだった。
 「すべらない話」として、タレントが口にするのもおぞましいような発言をしていた。正月に放送された特番が面白かったので、今回も同様の内容だと思い見ていた。高校生の息子も録画しながら一緒に見ていたのだが、ゲストが「性行為をした時に女性の体を触ったら、お尻に"ニラ"が付いていたのでそれを食べた」と面白げに話していた。一緒に見ていた息子もさすがに「テレビで放送する話か!」と怒って録画を消してしまった。最近のこのテレビ局は、番組内の表現が余りに過激なのではないか。テレビ局はHPで「日本民間放送連盟の放送基準を厳守する」と表明しているが、この番組の内容は「表現上の配慮」に抵触していると思う。
 ひどい話だなぁw 大丈夫か有吉。ニラの売り上げが落ちたら訴えられるぞw
 夕方のニュースのトップ扱いで、「単独入手」と銘打って、どこかの学校の教諭と教え子の会話のテープが流れた。その内容は、未成年者に聞かせるには忍びないものであった。このニュースを報道するのに、この生テープの放送が必要だったのか?いくらなんでも酷すぎると思う。何でも報道することが「ニュース」であり「正義」ではないはずだ。最近のニュースの質の悪さ、偏向ぶり、バラエティー化には辟易していたが、まさかこの時間帯にこの様なテープの音声を流すとは、放送倫理も地に落ちたものだと思った。
 夕方のニュースで「10代の妊娠」というテーマの特集を放送していた。「首都圏の小学生や中学生の間では"妊娠"が決して珍しいことではない」と言わんばかりの内容だったが、果たして本当にローティーンの妊娠は珍しくないのだろうか?番組を一緒に見ていた14歳の娘に尋ねたところ、「自分の学校ではそのようなことは全くない。番組に出た少女達はまるで別世界の人達のように思える」とのことだった。その年頃の殆どの子どもが娘と同じ感覚だと思う。番組は「ごく稀なケース」をあたかも「よくあるケース」であるかのように取り上げ、「子ども達の性はここまで進んでいる!」と必要以上に騒いでいるのではないか?又、子ども達の目に触れる時間帯にこのような内容を放送することで、一般の小・中学生らを刺激し、性的行動を煽る結果にもなりかねない。放送するならば、23時以降の報道番組で放送すべきだった。
 どっちにも動かないと思うけどなぁ。まずは自分の娘さんに妊娠がどういうものか自分で考えさせることをお勧めします。
● CM編
 ラジオでの火災報知器のCMで「法律により、あなたのお住まいにも火災警報器の設置が義務付けられました」という内容は嘘だ。義務付けられているのは一部の地域であってすべての地域ではない。「義務付けられた」という言葉で商品を買わせようとするのは悪質な訪問販売と同じだ。以前にも同じ内容のCMが流れた時に、局に直接メールで指摘したのだが一向に改まらない。
 まぁあながち間違いでもないんだけど。※【Wikipedia】住宅用火災警報器の設置義務化
 既存住宅についても、戸建住宅や、自動火災報知設備が付いていない共同住宅は、最短で2008年5月中まで、遅くとも2011年5月中までに設置することが義務付けられている。既存住宅の設置期限は市町村条例で制定され、地域により異なるため、各地の自治体や消防署で確認が必要である。
 要するにいずれ義務化だけど焦るなってことで。
● 日本語編
 現場中継の際に、現場のリポーターが中川秀直議員の氏名を「なかがわ・しゅうちょく」と読んでいた。現場中継なので、キャスターも番組制作者も間違いなく聞いていた筈だ。それにも拘らず番組では訂正も謝罪もなく、キャスターはその後に平然と政府批判を始めた。普段あれだけ政府批判を強烈に行い、総理の漢字の読み間違いに関しても散々批判をしておきながら、自分たちのミスに関しては何もしないというのは言語道断である。私は自民党支持でも何でもないが、この放送には憤りを感じ呆れた。この番組にニュースなど扱う資格はない。
 報道ステーションらしいです。しかし、これは※【Wikipedia】有職読みという立派な読み方なのだそうです。
 「AM」「PM」という時刻表記を、「午前」「午後」のように数字の前に表記している番組が見られる。「AM9時」という具合だ。しかし、正しくは「9AM」のように数字の後に書くべきものだ。世間一般では誤表記が多いが、テレビぐらいは正しい表記をお願いします。
 時計にも多いねぇ。まぁ24時間表示でお願いしたいが。
● その他編
 ホントアニメ少ないのでテンションだだ下がりですよ。銀魂なんて本来ならもっと早く上がってくるべきだろうに。

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