2009年3月28日土曜日

小野大輔が故郷に錦を飾っていた件


アニメの声優などとして活躍する小野大輔(高岡郡佐川町出身)のファーストアルバム発売記念イベントが二十一日、高知市内で開かれ、歌やトークで魅了した。地元では初のイベント。参加できるのは本県でCD初回限定盤を購入した先着三百人だが、県外からも電話予約したファンが大勢駆け付けた。
二〇〇六年放映の番組「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」をきっかけに人気が急上昇した小野。二月に発売したCD「風花」 (十曲収録)は、現在約三万枚を売り上げてヒットしているという。
小野のキャラクターから、「ハンサムキャンペーン 帰ってきたダイスケ~高知の春空へ~」と名付けられたアルバム発売記念イベントはこの一回だけ。ファンの関心は高く、受け付けは数日で締め切った。
高知市丸ノ内二丁目の高知城ホールには、十~二十代を中心に女性が集まった。半数強が県内だが東京や大阪、岡山、長崎などからも。プレゼント持参の人も少なくない。
トークで始まったイベントで、小野は「風花」の制作エピソードや、「本で読んで、印象に残っていた言葉」とアルバムタイトルの由来を披露した。
頭に浮かんだ言葉をすぐ活字にする書道など、数々の趣向ではひょうきんな一面も見せて楽しませた。イベントのタイトルに合わせて、「帰ってきたウルトラマン」のテーマソングが流れる会場。声援や笑い声が絶えず、司会者の指示を受けた小野が会場を動き回る「宝探し」でファンとハイタッチした時は、大歓声が上がった。
ミニライブでは生で初めて歌う「『ありがとう』」などアルバム収録三曲と「だいすき」を披露。「頭が真っ白!」「〝チョ一気持ちいい〟です!」と笑顔も見せた。
終了後、帰高は久しぶり、と小野。高知の皆さんに『ありがとう』と言うため帰って来た」「東京や大阪などでのイベントと違って会場の雰囲気が温かく、自分にとってもしっくりくる感じだった」と満足そうな表情で話した。
今後については、声優を基本に歌、ラジオ番組出演などで幅を広げながら、:ナレーションなど声で表現できる仕事なら何でもやっていきたい。中途半端ではなく力を出し切りたい」と語った。(内川雅彦)

(高知新聞2009年3月28日朝刊18面)
こちらではめったにない声優イベント。しかも高知県出身の小野大輔ということで。
うちの従妹(腐女子)も大好きでこの間の声優グランプリ&声優アニメディアなんか喜んで読んでました。 「きもちわるい」の欠片もない地元での人気とこの記事はきっと:みなみけ」が放送されていない(そりゃAT-Xあるんだけどさ)からだと思います。
ちなみに高知県出身声優ではずっと島本須美さんが代表格でしたが、最近はもっぱら小野大輔。
それとプリキュアシリーズにちょくちょく顔を出してとうとう今年フレッシュプリキュア!でヒロインを射止めた沖佳苗がいますが、高知では一度も放送されたことがない(BS11でようやく無印が視聴できるようになった)という不遇だったりします。
もともとプリキュアは見てなかったので個人的に問題はないんですが……せっかくの全国区のヒロインなのにちょっと残念です。

※ ちなみに佐賀県も直接ネットしている局がないけど、福岡・長崎に挟まれているので、ほぼ全域で受信はできるらしい。
※ 高知県は山地が高い上に東西に広いので中継点がない以上周囲からの受信はほぼ不可能(県内の受信ですらかなり多くの中継点を要する)県西部では愛媛朝日テレビが入る(または再送信)ことがあって以前から日本シリーズやつい最近のWBC東京ラウンドなんかでそっち方面に出向いて見に行くという現象もあるらしい。
※ 朝日系列がないので、高知龍馬空港で胴体着陸事故があった際、朝日だけが中継を回せず、近所の人に電話して様子を実況してもらったところを放送していた。

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