2009年12月15日火曜日

Chromeの拡張とか改造するのに必要な手順メモ① とりあえず開いてまた閉じて

拡張を弄るうえでは必須になるパッケージの解体&再パッケージの手順について確認してみた。
相変わらず手探りなので確証はないけど、Firefoxよりずっと最初の敷居は低いと思う。
1 まずはソースの入手法
Firefox同様。アドオンは.crxという拡張子の.zipファイルでパッケージングされている。
なので、まずはアドオンの.crxパッケージを拡張の配布ページから入手。
※今回はOppai Extensionで解説。クリックすると揺れるボタンが増える拡張。ソース見るとどうやらこれJavaScriptで演算して揺らしてるようだ。

「install」ボタンを右クリック→「名前をつけてリンク先を保存」で……

.crxが出てくれば成功。保存する。

これを.zipに名前を変えてから解凍(大抵のものは.crxのままでも強引にツールに突っ込めば開く)すれば、アドオンのソース部分を得ることができる。
※ Lhaplusではなぜかエラーが出るので、Lhazを使用した。

解凍の結果。この拡張の場合ではこの9つのファイルが出てこない場合は解凍に失敗している。

2 とりあえず再パッケージしてインストールする方法
さて、Firefoxのときと同様、開いたものをそのまま閉じてインストールできることを確認する。
Firefoxの場合、全ファイルを選択して.zipで圧縮→.xpiに変更というちょっとコツと手間がかかる手順があったが、Chromeの拡張の場合、その手順ではインストールできない。
Chromeの場合「拡張機能」タブにある「Developer mode」(日本語環境では違うかも)を利用する。

「Developer mode」の「+」をクリックすると……

3つのボタンが登場する

3つのボタンの使い道は以下の通り(3つ目は今回不要)
① 「Load unpacked extention」
パッケージ化していない拡張のソースを直接アドオンとしてインストールする。
このとき必要なのはソース類があるフォルダを指定することであり、
Firefoxのように圧縮・パッケージ化を行ってからインストール→再起動の手間が必要ない。この方法でインストールしたアドオンはバージョンの後に (Unpacked)がついて他とは区別されるものの、1アドオンとしてきちんと機能する。

ソースがあるフォルダ(.crxを解凍した素のフォルダ)を指定する。

この方法でインストールした拡張はバージョンの末尾に(Unpacked)がつく

② 「Pack extention」
拡張をパッケージングして.crxおよび.pemファイルを生成する。
①同様、ソース類があるフォルダを指定すると、そのフォルダの階層にフォルダ名で2つのファイルが生成される。

ソースのフォルダを指定する。鍵ファイルは最初なので不要。

フォルダ名で.crxファイルと.pemファイルが生成される。

.pemファイルは.crxファイルを公開した後、バージョンアップを行う際に、バージョンアップしたcrxが前バージョンの作者によって本当に作られたことを示すための鍵となるファイルで、とりあえず改造だけするのなら必要はない。
生成した.crxファイルは、Firefox同様ドラッグ&ドロップでインストールできる。
※なんか2回インストールされるけど。

今回のまとめ(理解できた分だけ)


ソースの中身については次回~。

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