2011年9月16日金曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー 2011年08月分

2011年8月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2011/201108.html
 今月は昔からよくあったようないわゆるベタな意見が多かった。
 あとやっぱりフジ偏向関連は放送による問題点ではないので対象外なのかな。報道すらされないのならBPOの管轄にすら入れませんからね。
 正直「セシウムさん」騒動でうまく逃げられた印象。

アニメ・特撮編
たまたま見たアニメだが、モザイク処理はされていたものの、人型をした怪物の男性器を見せるシーンがあり、夕方の時間帯の番組内容としては非常に不適切だ。子どもという視聴年齢層も考えれば不快極まりない。
 また銀魂か……。
「セシウムさん」編
不謹慎きわまりない内容のテロップについて、東海テレビは謝罪文の中で「操作ミスによる送出が原因」としているが、問題なのは操作ミスではなく、あのテロップの内容だ。東海テレビは「担当者の認識不足とともに、番組プロデューサー、ディレクターのチェック・管理体制の甘さがあったことを深く反省する」としているが、これも論点がずれている。あのテロップは当該番組関係者全員の本音が露出してしまったもので、テレビ放送事業者としての資格に欠ける。
東北の人間として、「怪しいお米セシウムさん」騒動に怒りを覚える。日頃、東海テレビのスタッフが陰で被災地を笑いものにしていることがよくわかった。リハーサルの時点で不謹慎だと叱る人はいなかったのだろうか。リハーサルで使用したものが流れてしまったミスに対してではなく、そのような意識を持った人がメディアを担っていることが不快だ。
「セシウムさん」テロップに代表されるように、放送に携わる人間の「低い倫理観」が問題だ。各放送局でも今回の件は問題だと報道しているが、彼らにとっての問題は、電波で流れてしまったことであり、低い倫理観そのものではない。あのような言動は内部では特別なものではなく日常的なものなのだろう。今までずっとまじめだったのに、たまたま最初の"おふざけ"が、放送されてしまったなどということはありえない。周りの人間が知らなかったはずもない。
バラエティ編
被災地支援のボランティアの方にタダで会場設営をさせたと知り、怒っている。テレビ局に問い合わせたところ「南三陸町へ企画を提案し、賛同いただけたため」という説明だった。本当に失礼な話だ。本来、こうした会場設営や現場の誘導スタッフは、予算を組んで、それなりの金額で発注するものではないのか。その人件費をケチって、タダで済ませようとしたとしか思えない。もし本当に、被災地の復興を思っての番組であれば、被災地の人間に仕事を発注し、正しく人件費を支払うべきだ。
 ※被災地ボランティアのつもりが 「27時間テレビ」設営作業の怪
「大阪のオカンあるある」と題して、大阪オカンのよくある行動を紹介していた。しかし、その内容が首をかしげるものばかりで、一緒に見ていた家族も「これはあり得ない」と口をそろえて言っていた。数年前に血液型性格分類の番組が問題視され、徐々に減少していったと聞いた。現に今では同種の番組はほとんど見られない。血液型はダメだが、県民性は許されるということか。どちらも根拠が不透明で差別や偏見を助長するものだと思う。
 ステレオタイプを出すと批判になっちゃうけど、ステレオタイプを作っちゃわないと番組成り立たないからなぁ。
コンビニやファミリーレストランに芸人が集まり様々な食品を食べたり、クイズをしたりする番組が急増した。番組の面白さや、良し悪しはともかく、ただの店のコマーシャルにしか見えない。放送法には、「対価を得て広告放送を行う場合には、その放送を受信する者がその放送が広告放送であることを明らかに識別することができるようにしなければならない」とある。言い換えれば、企業からテレビ局に金銭を支払っているのなら「広告」に該当するため、バラエティーではなく広告番組であることを明示してほしい。毅然たる処置を取るべきだ。
 じゃあ「店からはもらってません」と言えば明示しなくていいことになりませんか? 普通に貸切できると思うけど。
高級料理の値段を当て合い、最下位の人間は食事代を全額支払うというバラエティー番組中の企画のゲストに、小学生の子役タレントが出演した。この子役タレントが最下位になっても保護者と称した別のタレントが払う特別ルールが採用されていたが、いくら子役本人が支払わないとはいえ、小学生に高額の料理をオーダーさせ、実際に食事させるという行為はきわめて非常識だ。番組を見た同世代の子どもの金銭感覚がマヒしてしまうのではないかと心配である。
 そこまで自分とタレントを同一視する子供はいないだろう。高級食材を食べたいと願うかもしれないが。
バラエティー番組で人類滅亡説などを取り上げることがあるが、未来を諦める子どもが出てくるのではないか。以前放送したものと同じような内容だし、不安を煽って何が楽しいのか。この話題についての番組は良くないと思う。
 使いまわしは感心しないが明るい未来だけを放送しろという流れには与したくない。
報道編
司会者が、島田紳助の引退について「みなさんも、闇社会の人に助けてもらうことがあるはずだ」と社会常識とはかけ離れた発言をしていた。反社会勢力に対する認識が甘すぎるし、もしかしたら発言者自身も連中とかかわりがあるのではないかと思わせる口ぶりだった。
インターネット上の掲示板で違法薬物取引がなされているという報道番組の特集の中で、隠語の解説があたかも違法薬物の取引の仕方を説明しているようだった。注意を促すつもりだろうが本末転倒だ。今は夏休みで好奇心で薬物に手を染めかねない若者も多い。このような報道をする放送局はモラルに欠ける。
地デジ編
地デジ移行からこのかた、見たいようなテレビ番組がない。制作費の縮小、視聴率至上主義。テレビ離れが進んでいるから、視聴者の心をぐっと掴んで離さないような番組をどんどん世に出してほしい。一番忸怩たる思いをしているのは、良質な番組を作りたいと、頑張って仕事をしている人達だろう。そういう人たちを応援したい。
地デジに完全移行したにもかかわらず、番組の品質向上が見られない。バラエティーやお笑い系が大半を占めており、高画質・高音質のハード性能を生かした番組が少なすぎる。もっと魅力ある番組をお願いしたい。
地デジ化されたが、肝心のテレビ番組は相変わらずくだらない内容ばかりで、以前と少しも変わらない。高齢者や視覚障害者、低所得者をおいてけぼりにしてまで、地デジ化することに意味があったのだろうか。このままの放送を続けていれば、視聴者に見放される日もそう遠くないと思う。
 何を勘違いしたのかわかりませんが地デジでよくなったのは画質であって「番組の質」ではありません。
 じゃあどうしろと言われたら、見放すしかないと思います。
その他編
子どもも視聴するであろう番組は、青少年の寝る時間に配慮し午後9時以降には放送すべきでない。メディアや社会全体が子どもや家庭のあり方に配慮することが必要ではないか。
 いやそうなってるだろ?
日本語編
テロップについて。日本語は冗長になりやすいため、端的にまとめたテロップはわかりやすくて良いと思うが、最近は「一字一句をテロップ化する」ことが多い。リモコン一つで字幕放送を表示できるので、冗長な文章をテロップにする必要はないのではないか。子どもの正しい日本語のセンスが磨かれないのではと危惧する。
 昔それで言ってることとまったく違うことをテロップにしやがったテレビ局がありましてね……
近年、芸人などの影響により日本語が汚されている。「ヤバイ、メッチャ、マジかよ、リアル」などがよく使われているようだ。これを見ている少年少女が真似をして、言葉遣いも乱れてくる。
 いつの時代からの話だよ。
CM編
公開直前のホラー映画の宣伝を最近よく見るが、小学生の子どもが見て脅えていた。恐がって夜は親のそばから離れない。私も今日初めて見たが、やっぱり恐くて見てしまったことを後悔した。見る側は宣伝を選べないのだから、もっと配慮があっても良いのではないか。
 懐かしいなぁ。こういうベタな意見。
私が子どもの頃は、パチンコCMなど深夜にしか流れていなかった。しかし最近は昼間からゴールデンタイムにまで及んでいる。5歳の息子にも「これはなあに?」と聞かれる始末。明らかにモラル違反だ。CMを流す時間帯の規制をすべきだ。
 パチンコCMに子供が絡んでくるのもベタ。あなた子供のころは深夜のCM見てたんですね。

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