2013年9月9日月曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2013年08月分の意見を読む~

2013年8月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/?p=6841&meta_key=2013

「生爆烈お父さん27時間テレビスペシャル!!」が審議入り。

あまりにも下品で醜悪で、明らかに女性に対する蔑視が見て取れる。こんなものが公共の電波で放送されているのかと思うと、吐きそうになる。若い女性タレントの頭を蹴ったり、転がしてミニスカートの両足を無理矢理開かせて、プロレス技をかけ、下着が見えるほど振り回したり、水の中に叩き込んだり、みるに堪えない場面が続いた。なぜこのような下品で醜悪なものを平気で放送するのか。放送界全体に対する不信感がいっそう増すことになった。

この男性タレントの態度はひどい。女性アイドルの頭を蹴る、顔や首を踏みつける、持ち上げて床に叩きつける、嫌がる女性芸人の臀部を強くつねる、ズボンを下着ごと上に強く引っ張り身体に食い込ませる、床に落ちた生卵を食べさせる等、常軌を逸した行動があった。バラエティー番組にありがちな演技ではなく、本気で嫌がっている表情も散見され、非常に不愉快だった。青少年も多く見ていたであろう時間帯に、このような番組を放送したことはあまりにも軽率ではないか。

この男性タレントの行為は許されるのか。アイドルが倒れているところで、頭を足蹴にすることはお笑いとして許されるのか。子どもが見ている時間帯であること、子どもが視聴を欲するであろうと思われる出演者群であること、内容がお笑いを逸脱していること、未成年が真似をする懸念があること、他人の頭を蹴ることがお笑いであると誤認しかねないこと……。暴力行為で笑いが取れるという考えそのものが時代錯誤も甚だしく、以前から不快に思っていた。

「27時間テレビ」で男性タレントが女性アイドルグループのメンバーに対し、頭を蹴るなどの行為があった企画について、審議入りを決定
http://www.bpo.gr.jp/?p=6835&meta_key=2013

BPOすらネタにしてきためちゃイケの1コーナー。どんな見解が出るのやら。

天候に関するもの

ここのところ、各局とも朝から晩まで「暑さ」の話題で持ち切りだ。しかも「暑い、暑い」、「○×市は最高気温が何度にまで上がった」等と騒ぐので、余計に暑く感じる。他に話題はないのか。

「ゲリラ豪雨」という表現をやめていただきたい。ただの夕立も、家が押し流される豪雨も全て「ゲリラ豪雨」と表現していたのでは、その雨にどのくらい注意すべきなのか、視聴者に伝わらない。

全国ネットにおける、今年の夏の暑さについての報道や情報について、もう少し公平に扱っていただきたい。今年は例年になく暑い日々が続き、国内最高気温が更新されたこともあったから、大きく報道し、熱中症への対策などを伝えることは大切なことだと思う。ただ、暑さを取り上げた情報番組でいつも強調されるのは、「東京が暑かった」といったものだ。東京の情報が中心になることは、気候に限らず、他のジャンルについても同じことを感じる。ある程度仕方のないことかもしれないが、もう少し偏りをなくしてほしい。

全国版の天気は基本東京からだもんね。

幼児向けのアニメ?

幼児向けのアニメ番組だが、国会でも番組名が出るほど、公共性・文化貢献度が高く、再放送を望む声が今も続いています。しかし、再放送はされず、番組の公式サイトのご意見コーナーも停止したままです。どうかまた放送をしてください。

……なんだろ?

またゲームのCMか

携帯ゲームのCMに度肝を抜かれた。アニメだが、女性がカバンから刃物を取り出し男性に突きつけ、男性の「君になら殺されてもいい」というセリフが続く。あまりの驚きに、思わず「信じられない!」と声を上げてしまった。このようなゲームを作る会社も会社だが、それを流す放送局の神経も疑う。スポンサー収入さえあれば、どのようなCMでもいいのか。すでに色々なところで流れていて、ネット上でも問題になっているようだが、ゲーム会社だけではなく、ぜひとも CMを放送した放送局の見解も聞きたい。

女性向けはこんなんばっかりか? とは思わないけど。

青くしただけじゃ不満かね

生理用品のCMは、商品説明の表現が露骨すぎて不快だ。生理用品を画面いっぱいに表示したり、液体を吸水させた映像を流したり、挙げ句の果てにはガラス面に商品を貼りつかせて、商品の特性を紹介するCMまである。中でもソフトタンポンのCMの表現は不愉快極まりない。男性や子どもが目にする公共のCMであるにもかかわらず、配慮が欠落している。デリカシーのないCM作りは、やめてほしい。

機能重視のご時世、そういう作りは嫌いかな。

自殺報道について

有名な元演歌歌手の死亡に関する報道ですが、WHOの自殺報道のガイドラインに従わず、ワイドショーが自殺報道を扇情的に行っていました。結果的に他の自殺を誘発するとされているのに、必要最低限の情報ではなく、遺族や関係者への執拗なインタビューなどが放送されていました。意識の低さ、文化の低さを感じます。

有名人の自殺報道について、過去の自殺報道すべてに言えることでもあるが、内閣府ホームページ掲載の「自殺予防・メディア関係者のための手引き」に著しく反している。青少年のイジメ、それによるとみられる自殺が絶えない中、このような形の報道は不適切だ。すべての局の報道がこの手引きを無視した内容だった。

藤圭子さんの自殺 テレビのニュース報道は、国際的な「ルール違反」だらけ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130823-00027482/

みのもんた、通報される

番組のメイン司会者が女性アナウンサーのお尻あたりを触って、その女性が手で振り払っているようなのが一瞬確認された。これはセクハラ及びパワハラではないのか。このような人物が国民の財産である電波を通してニュースを流していることは、倫理的に問題である。この事件のさらなる問題点は、CM開けの映像であったということである。CM開けということは少なくともCM中に幾度もセクハラ行為を働いていたと想像できる。司会者と女性だけの問題ではなく、この事実を知りながら隠蔽していたほかの出演者、コメンテーター、カメラマンなどテレビ局そのものの責任といえるのではないのか。こういう人物が今後も政治家を招いて能弁を垂れるなど、許されることではない。

 

 これはぜひとも審議入りしてほしいね。


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